平成28年6月17日
長商同窓会会員の皆様へ
福岡支部長 堀 充博(高15回)
長商同窓会会員の皆様お願いがあります。
高15回卒で京都府宇治市在住の「原野 宣弘」君がこのたび、7月19日~24日まで出島の長崎県美術館県民ギャラリーで個展を開催することになりました。
長崎新聞社が後援をしてくれ、6月5日にも記事を掲載して戴いています。
ついては、長崎市内または、近郊に在住の皆さんはぜひ見学にご来場戴くようお願いします。
また長崎に知人がおられましたら、ご来場をお奨めくださるようお願いします。
入場料は無料です。
彼は原爆の被爆者であり、脳梗塞を患い、心筋梗塞も発症し誤嚥性肺炎を患い、胃瘻の生活の中で不自由な手、言葉の不自由な中で絵筆をとり今回長崎で個展を開くことになりました。
原爆投下71年を経過し、原爆病と闘い、病にくじけず、絵を書き続け頑張っている姿を見て欲しいと思っています。
このように原子力の恐ろしさは何年経過しても被ばくの苦しみから逃れることができません。今でこそ、原爆症を名乗りでることもできますが、その怖さから名乗ることが出来ない時代もありました。
苦しみを乗り越え、絵を書く気力を持ち続ける原野君に少しでも励ましの“ことば”をかけて戴ければ幸甚です。
チラシと長崎新聞掲載紙を添付します。
宜しくお願いします。
初めまして。私は長崎市在住の被爆者です。この展示会の事は全く知らず、原野正典さん(宣弘さんの長兄では)と言う海星高校の先輩から、7月19日長崎に来られた旨のメールが届き、長崎県立美術館で原野宣弘さんの展示会(7月28日)を知りました。病苦との戦いの中での作品。私の目で見る事が出来ませんでしたが、今後も作品への挑戦を継続して欲しく、メールを送りました。ありがとうございました。