甲子園出場に係るご支援へのお礼

八月九日、長崎商業野球部は二十九年の時を経て、夏の甲子園に降り立ちました。
対戦相手は、強打者ぞろいと評判の高かった山梨学院高校。結果は3対5と校歌を歌うには至りませんでしたが、八回・九回といかなる苦境にもあきらめず挑み続ける選手たちの姿は、長商魂を再確認させるに十分なものでありました。
七十一年前の惨状の中でさえも、未来を信じ歩み続けた長崎商業。試合後半の猛追は、学校に降り積もり結晶化した根本姿勢が、かたちとなって表出した瞬間であったと捉えております。グラウンドで汗していた選手たちは、ただ自分の力だけではなく、過去そして現在の数限りない皆様方の後押しによって、命の輝きを見せてくれていたのだと。
野球部の挑戦に際し、球場に集結してくださった同窓生・保護者・地域の皆様、テレビなど各種メディアを通して全国各地で応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。そしてこのような全国の舞台で活躍できましたのも、絶大なるご支援をいただいた多くの皆様方のおかげと、重ねて心からお礼申し上げます。
今回の甲子園出場によって、一丸となり戦った長崎商業生の逞しさを確信すると同時に、本校がこれほどまでに愛されていたことの左証を心強く感じる機会となりました。
ここに、紙面で失礼かとは存じますが、心から感謝を申し上げ、甲子園出場に際しましての皆様からのご厚情へのお礼のご挨拶とさせていただきます。

平成二十八年九月吉日
長 商 野 球 部 甲 子 園 出 場 後 援 会
同窓会会長     出口 喜男
校   長     松尾 博臣
PTA会長        甲野  正
野球部保護者会会長 森   久之
野球部OB会会長    濱里 亮輔

お礼

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